小さい穴の直し方です。
同じ糸があればいいのですが既成品のニットですとそうもいきません。できるだけ似た糸を用意します。もちろん当方に糸の購入をお任せいただいて大丈夫です。毛糸の種類によっては少なくとも一巻き買うことになるので糸代はかかってしまいます。刺繍糸かウール系の少量売りの手芸糸で代用できれば糸代が安くすみます。
3~4目右の方から糸を引き出します。
裏から見たところ。10センチ位糸を残しておき、後で始末します。
手縫いで、糸を通していきます。元の編み目を再現していく感じで。
進めていきます。
穴の3~4目先まで通し進んだら裏に糸を通します。
裏です。縫い始めと縫い終わりの糸が長く出ています。これを目立たないように始末して出来上がりです。
完成です。穴の縁の糸の切れ端がボロボロ出てこないのかな?という疑問が生じたりしますが、素材によっては、3~4目重ねて糸が通っていれば大丈夫です。ほつれやすい糸の場合は、最初に毛糸ではなく細い手縫い糸でかがってほつれ防止しておきます。