コート 補修

袖口の擦れの直し方/ミシン補修の一例

投稿日:2017年10月5日 更新日:

コートやジャケットの袖口、特に綿素材は擦れやすく、また目立ってしまうものです。擦れた部分を内側に持ってくることで外側に見える部分がきれいになり、着用を続けることができます。
デメリットとしては内側に折り込んだ分袖丈が短くなることです。

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内側を見返し仕様にする方法もありますが今回はミシン補修の方法をご紹介します。

まず袖の肘から下を解いてアイロンを掛け平にし、可能であれば接着芯を剥がします。

表に返し、擦れを内側へ折り込む仕上がりをイメージしつつ新しい袖口線をチャコで書きます。(ここでは白い線)

上の画像では元の袖口の1センチほど上に新しい袖口線が書かれています。元の袖口が擦れて隙間が2ミリほど空いてしまっているのも判ります。

今回はこの1センチ短くなった分を下端から裁ち出し、擦れた隙間を埋めるパーツとして使ってみましょう。
まず袖の下端、表側に1センチ幅の両面接着芯を貼ります。下の画像では白く貼られている剥離紙が見えます。

1センチ幅で裁断します。

剥離紙を剥がします。

必要な長さにカットし、袖口の裏面に隙間を埋めるように、糊がついている側を置き、アイロン接着します。

新しく袖口の折り返しになる部分に接着芯を貼ります。

上の画像では隙間を埋めるパーツを接着芯が覆っているのが判ります。
次に面を上にして水平方向に何往復かミシンをかけます。ミシン目は細かめがいいでしょう。

あとはまとめ作業になります。
① 新しい袖口線で折り返し、アイロンでプレスしておきます。
② 袖下のミシンをかけ直し、袖を筒の状態に戻します。袖丈が短くなったので折り返し部分の新袖口~下端で幅出しが必要です、注意。
③ 裏地の下端も1センチみじかくします。必要に応じ幅出しをします。
④ 裏地と表地を縫い付けます。

以上です。

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